安静にさせる・運動制限
落ち着かせると心臓が楽になります。
単純ですが、大事な事です。
必要以上に運動させる、興奮させると心臓の動きが速くなって負担が増えます。
そこで病気の進み具合に応じて出来る範囲でおだやかに暮らさせたいところです。
お薬を使うのも、多くはこの「安静状態」を作り出すために行っているようなものです。
具体的には、
- 生活場所を静かな環境にする
- 興奮をあおるような行動は避ける
- 優しくなでてあげて、落ち着かせる
- 飼い主が精神的に落ち着く
などがあります。
どの程度安静にすればいい?
よく聞かれるのが、
「ウチの子、すぐ興奮して走り回るんですけど、これもやっぱり負担でしょうか?」
という感じの質問です。
これに関しては決まった答えはありません。
心臓の負担だけを考えればもちろん全然動かない方が良いのでしょう。
でも、動物の楽しみの面まで含めて考えると、動かない生活が必ずしも幸せとは思えません。
結局のところ、
- 病気の症状とバランスをとりながら
- 現実的にやれそうな範囲で
- 愛猫が一番幸せそうな程度に
安静にするというのが一番良いと僕は思います。
あなたのかかりつけの先生もそこを考慮した上でアドバイスをくださると思います。
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